![]() 納屋の改造は現在、作業が一段落しているので、またある程度工程が進んだら 改造日記も進めたいと思います。 果たして本当にshopにたどりつけるでしょうか。 何せ古すぎる建物、しかも十数年は完全に放置された状態、 (その間に雨漏りなどで傷みがひどくなった箇所あり) 予算なし、大工の知識なし、大工のプロ用工具なし。 大工だけでなく、左官仕事、各種設備工事・・・ないないづくしの中 乗り越えなければならない問題は山積です。 そんなボーゼンとしてしまいそうな時、 励ましつづけてくれているのがこの本です。 10年近く、何度も読み返しながら側にあります。 フロンティアスピリッツ溢れる著者の長谷川さんは長野県の 八ヶ岳山麓で「カナディアンファーム」というレストランを されています。(他にもいろいろ、スタッフも大勢) 長野在住の頃、「カナディアンファーム」を訪れると思いがけず ご本人に会えました。 がっしりとした体、太い腕、磁力のように引きつけられる雰囲気。 さらっと握手された肉厚の手。 少しずつ元気がでてきて、 「できるかも。」 ![]() #
by wooden-mama
| 2009-02-25 05:27
| MINKAの周辺日記
![]() 構造的にも問題ないようなので解体することにしました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 適当な竹(まっすぐで適度な太さ)を選んで、伐って、割って、組んで 藁で編んだ縄で固定していく。 塗りこめてあった赤茶色の土はここの土で 土に混ぜ込まれている藁ももちろんここの田んぼで 収穫された後のものでしょう。 竹もいくらでも生えているし、全て手近なもので作られています。 選択肢が他にあまりなかったからともいえますが 効率的な仕事に感服です。 ![]() #
by wooden-mama
| 2009-02-24 04:57
| 改造日記
いよいよ内部の解体にとりかかります。 ![]() ![]() 床板を全て運び出し、床板の下の基礎や簡易的に作られていた仕切りなど解体していきます。 床板をとると、自然石と土で作られた囲炉裏跡も出てきました。全て解体します。 ![]() ![]() 土間だった部分の一部にひかれていたコンクリートもつるはしで壊していきます。 壊したコンクリートは外に運び出します。 内部の解体が終わると、地面を平らにします。 畳一畳より少し大きめで四角くくりぬいてある部分(床下の貯蔵庫?)が あったり、囲炉裏跡の部分は解体しても盛り上がっていたりで 地面はかなりでこぼこです。 高い部分は削り、低い部分は埋めて なんとか平らになりました。 ![]() ![]() ![]() #
by wooden-mama
| 2009-02-23 05:07
| 改造日記
![]() ![]() ![]() とりあえず、中にあったものを全て運び出し、 置いてある物はなくなった状態の納屋の様子です。 ・・・。道のりの遠さにまた気が遠くなりそうです。 気合を入れなおして、次は床板など付属しているものなど 中のものの解体です。 ![]() #
by wooden-mama
| 2009-02-22 04:58
| 改造日記
![]() 納屋の中にある様々なものを運び出しています。 中を空にすること。 最初は気が遠くなるような作業でした。 (実際、中の様子を見ただけで気が遠くなり、よし!と気合を入れ取りかかるまで数年かかりました。笑) まずは分別。 自然のもの(木、藁、苔、綿・・・などなど)はまだ良いですが、金属、プラスチック類、古タイヤ、古布団、古建具・・・。 これはどう分別?というものも山のよう。 ![]() 古畳も大量にありましたが、これはむしろです。 昔の手編みのむしろ。 ばあちゃんも編んだむしろ。 忙しい生活の中で編んだむしろ。 休耕田においておけばいずれ土に還っていくでしょうが・・・。 以前、納屋の2階に残っている藁の一部を引き取って下さった 町内の酪農家の方(若い女性の方!) に連絡すると、使ってくださるとのこと。(牛さんの寝床) 軽トラに山積みしてお届けすると 「貴重なものをありがとうございます。」 とのありがたいお言葉。 のべ日数、数え切れず。 埃にまみれて大方中を空にできたのが1年前。 2008年春でした。 ![]() #
by wooden-mama
| 2009-02-21 06:11
| 改造日記
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