落葉がすすみ、初冬のここ福富町も数日は比較的過ごしやすく、ずいぶんと助かっています。 さて、家具工場、初日。重い鉄の扉を開けると集塵機と複数の工作機械の音が響く中、勤務する係へ歩いていくとそこは、窓もなく水銀灯の明かりのみの空間に半完成品のタンスが並んでいたのでした。正直なところ「・・・ここか。」と。 しばらくは、ひたすら付属品の組み立てでしたが、ただ、組み立てるだけでもパーツを置く位置、工具を置く位置、組立て手順の違いで生産効率に差が出ることを知ったのもこの係りなのでした。最終的に勤務から3年後に退社するまで塗装を除き、木取(きどり)、加工の現場で仕事を経験しました。その間、仕事にも慣れ、長男が生まれ、「こういうのも悪くないな。」と毎日を過ごしていたのですが。勤務から2年半を過ぎた頃、突如、身体に違和感が。と同時に家具業界に陰りが出てきたのもこの時期なのでした。 住みたいところが山だったり、海だったり。
by wooden-mama
| 2014-11-28 22:08
| 福富町の生活
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